この世でいちばん大事な「カネ」の話
- 作者: 西原理恵子
- 出版社/メーカー: 理論社
- 発売日: 2008/12/11
- メディア: 単行本
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カネが無いとどんなことになるのか,また,カネにまつわる自身の経験を綴った本.
西原さんという方は初めて知ったのだけれども,ものすごい人生を歩んでいる人だなぁと思った.
「最下位による,最下位の戦い方」とか「収入と“ガマン”のバランス」とか「人ひとり殺すと,いくらですか?」とか,ものすごく考えさせられる内容が多かった.
前半は,自分の人生と照らし合わせながら読んでいた.そして,後半に行けばいくほど,自分がこれからどう生きていくのかということを考えながら読んでいた.
僕の場合は,子供の頃,全くカネを意識することなく生きることができた.なんとなく,こんなのは,あたりまえの事だと思っていたけれども,あたりまえじゃなく,ものすごく幸せだったということがよく分かった.そして,そんな環境で育ててくれた両親に感謝しなければとも思った.
今の仕事をしっかりしよう,そして,もっと世界を見てみたいという気持ちが強くなった.